大神官タロットカードの意味

占い

大神官 キーワード
上: 直感、神聖な知識、神聖な女性、潜在意識

大祭司の説明
大祭司はザクロで飾られた薄いヴェールの前に座っている。ベールは意識と潜在意識、見える領域と見えない領域の分離を表し、何気ない野次馬を寄せ付けない役割を果たす。入門者だけが入ることができる。ヴェールに描かれたザクロは、豊かさ、豊穣、神聖な女性性の象徴であり、冥界でザクロの実を食べ、毎年戻ることを余儀なくされたペルセポネにまつわる神聖なものである。

大神官の両側には2本の柱が立っており、この神聖で神秘的な神殿(ソロモン神殿とも関連している)への入り口を示している。一方の柱は黒字で「B」(ボアズ、「彼の力で」の意)、もう一方は白字で「J」(ヤチン、「彼が確立する」の意)。柱の黒と白の色は二元性(男性性と女性性、闇と光)を象徴しており、この神聖な空間に入るには二元性の知識と受容が必要であることを示している。

大祭司は青い衣をまとい、胸に十字架、角のある髪飾り(王冠)をかぶる。膝には、大いなる法を意味するTORAの文字が書かれた巻物を抱えている(A. E. Waiteによる)。巻物は部分的に覆われているが、これはこの神聖な知識が明示的であると同時に暗黙的なものであり、生徒が物質的な領域を超えて見る準備ができたときにのみ明らかになることを意味している。足元の三日月は、神聖な女性性、直感、潜在意識、月の自然のサイクルとのつながりを象徴している。

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